冬にかかりやすい病気といえば、やはり「インフルエンザ」を思いつく人が
多いのではないでしょうか?
インフルエンザは11月下旬から12月上旬頃に最初の発生、12月下旬に小ピークを迎え、翌年の
1月から3月頃に最大のピークを迎えて、春には落ち着きます。
感染します。抵抗力が弱いお年寄り・幼児・病弱の人に感染すると、症状が悪化したり
死亡することもある、決して油断できない病気なのです。
ぜひ注意してもらいたい「インフルエンザ」の、症状・対処法などを紹介します。
インフルエンザ
インフルエンザはインフルエンザウイルスによる急性感染症の一種で、
流行性感冒(りゅうこうせいかんぼう)、略称・流感(りゅうかん)とも言います。
感染力は気温が低く乾燥しているときに強いので、冬に大流行します。
インフルエンザウイルスにはA、B、C、の3つがあり、中でも感染力が強いA型は、
10年ごとに世界的な大流行を起こします。
B型は症状も軽く、それほど問題にされていません。
C型は大きな流行はみられません。
咳・くしゃみなどが感染経路で、経口・経鼻で呼吸器系に感染します。
インフルエンザの症状
冬は風邪も引きやすい季節ですので、風邪なのかインフルエンザなのか判らない方も
いらっしゃると思います。
インフルエンザの場合、1日から5日の潜伏期間のあと急激に38度から40度の高い熱がでて、
せきなどの呼吸器症状、頭痛、悪寒、筋肉痛などの全身症状を伴うのが特徴です。
風邪の場合はのどや鼻に症状が現れ、微熱、鼻水、くしゃみなどが特徴です。
どちらにしても、すぐに病院に行って処方をしてもらいましょう。
インフルエンザの対処法
基本的にはかぜの場合と同じですが48時間以内なら特効薬があります。
安静、保温、栄養で症状を和らげます。
インフルエンザの予防法
加湿・手洗い・うがい・マスクをすることが大切です。
そして、感染している人や人が多く集まっている場所に近づかないことです。
ワクチンの摂種も予防法として有効です。
しかし、ストレス・睡眠不足など不摂生な生活をしていれば、身体の免疫力そのものが
低下しますので、ワクチンを接種したからといって油断はしないでください。
また、乳幼児の場合ワクチンを接種しても、予防できる程度の免疫を獲得できる割合は
20%から30%とされており、数百万接種に1回ほどは重篤な後遺症を残す場合があります。
ですので、乳幼児本人がワクチンの接種を受けるよりも、家族が接種を受けて、
家庭内で流行させない環境を作る方が有効といえます。
気管支喘息(きかんしぜんそく)
気管支がちょっとしたことで収縮を起こしたり、分泌物が多くなったり、浮腫を生じて気管支が狭くなるために起こる病気です。
季節の変わり目、特に秋・春に発作が起こりやすいということがわかっています。
アレルギー説、感染説、自律神経失調説、精神的要因、運動、気象変化説、食物説などがありますが、アレルギー説が最も重要視されているようです。
また、原因物質がわかっているアトピー型、原因物質がわからない非アトピー型、アトピー型と非アトピー型が混じりあった混合型などもあります。
気管支喘息の症状
呼吸をするたびにぜーぜー、ヒューヒューとする喘鳴(ぜんめい)、咳、胸が苦しい、呼吸困難などの症状が発作的にあらわれます。
気管支喘息の対処法
まず、日常生活の中でアレルゲン(アレルギー症状を引き起こす原因物質)を避けることが大切
です。
アレルゲンは室内のハウスダストが最も多く、このなかのダニが最近注目されています。
そのダニの数が最も増えるのが、夏から秋にかけてなのです。
また、秋の草花の飛散した花粉もアレルゲンの一因となります。
ダニが住み着かないように日当たりの良い、空気の綺麗な環境作りをしてください。
部屋の掃除の際は、マスクを使用して、風透通しをよくしてから、ほこりを掃かずに掃除機で吸い取りましょう。
さらに心身の鍛錬も大切です。体を鍛えることで自律神経のバランスを安定させ、呼吸機能の改善を図ることができます。
気道を刺激してせきやたんの量を増やす喫煙も、発作を起こす原因になります。
家族も含めて禁煙を心がけてください。