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やけど(火傷・熱傷)

症状・診断

やけどは、深さと面積で症状の重傷度を判定します。

やけどの深さ
赤くなって少しはれ、紅斑がみられる程度を第1度といって、少し痛みがあります。
紅斑の上に水ぶくれが生じ、かなり痛いものが第2度。
第3度は白か黄白色、またはこげたように見え、皮下脂肋まで及ぶやけどです。
皮膚は壊死するので感架を起こします。

やけどの面積
やけどが全体の体表面積の何%に及んでいるかは、大人はワレス9の法則、
子どもはワレス5の法則により計算されます。

重傷度の判定材料
?受傷日時、受傷の状況、応急手当の状態(冷やしたか、どの程度冷やしたかなど)。
?深さ、面積から重傷度を判定。重傷熱傷は成人ではやけど、面積が20%以上、
子どもでは10%以上に及ぶもので、入院のうえ、輪血しながら治療します。
?顔面、手足、陰股部のやけど、気道熱傷が疑われるもの、骨折や軟部組織の
損傷を合併している場合は重傷とします。
?60歳以上のお年寄り、5歳末満の子どもは、やけどの面積にかかわらず重傷とします。

原因

皮膚や皮膚粘膜に高熱が加わって起きる外傷です。
1番多いのは、熱湯、お茶、みそ汁、油などの高温液体。
次にアイロン、電気気あんか、カイロ、煙突、ストーブ、たばこなどの加熱固体です。
そのほか火(花火、いろり、マッチ、火災など)や化学薬品(酸やアルカリ)も原因になります。
もっとも多いのは接触してのやけど。部位では、手の指です。

治療

皮膚の状態で外用療法が決められます。
受傷直後の場合は、水道水で30分ぐらい冷やします。
やけどの応急処置は、まず冷やすことが大事で、冷やすことでやけどの深さと面積の
拡大を防ぐことができます。
第1度では、冷たいタオルで冷やし、副腎皮質ホルモン外用薬を1日1回程度塗ります。
第2度浅層熱傷で顔面の場合は、まず消毒し、そのまま傷を乾かします。
顔面以外のところは、消毒のあと抗生物質の入った軟膏を湿布して、
ガーゼで保護して包帯をします。
軟膏は1日1回。ガーゼも取り替えます。
第2度深層熱傷と第3度の場合は、植皮手術が必要です。

予後・経過

重傷熱傷では、ショック死したり、感染による肺炎や肺血症で死亡することがあります。
第2度以上の場合、不適切な治療でケロイドになり、皮膚が突っ張って
運動陣害を残すこともあります。
第1度は跡を残さず、数日で治ります。
第2度浅層熱傷は、約2?3週間でこれも跡を残しません。
第2度深席熱傷は、治痢に約1カ月かかり、跡が残ってしまいます。
やけどは小さくても深ければ跡を残しますし、不適切な治療でニ次感染を起こしても
醜い跡を残します。


予防

やけどの多くは乳幼児です。
原因となるものに触れさせないよう暮らしを工夫することで、未然にやけどを防げます。
使い捨てカイロなどによる低温やけども増え、全体としてやけどが年々増加しています。
低温やけどは、ゆっくり深く焼けるため、治りにくいのが特微です。


自分の体のことは、自分でしかわかりませんよね。
病院で診察を受けるときも、今の自分の症状を判断して情報を伝えるのは自分です。
正しい病気の知識(病気の症状、病気の原因、病気の対処法、病気の予防法など)を持って、
自分の体をしっかりと管理しましょう。

もしも当サイトに掲載している病気の症状や病気の原因を読んで、「もしかしたら自分はこの病気かもしれないな・・・」と思ったら、なるべく早めに病院に赴いて診察を受けるようにしましょう。
たとえ病気ではなかったとしても、自分が病気でなかったことを知ることで心身の負担が軽くなると思いますよ!
普段から自分の体と心に気を配ることが大切です。

「健康」であるというのは幸せなことです!
健康な体で、充実した毎日を送りましょう。


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