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気管支拡張症(きかんしかくちょうしょう)

原因

正常な人の気管支は先端に行くほど細くなりますが、気管支拡張症は気管支が元に戻らない状態に拡張して、気道に変形を生じる慢性的な病気です。原因としては、子供の頃にかかった肺炎や百日ぜきなどがもとでその後遺症として発病したり、もともと気管支が弱い人、副鼻腔炎のある人に多くみられます。
また、先天的なもので珍しいカルタゲナー症候群というものもあります。


症状

毎朝起きたときに黄緑色で球状の膿性たんがあります。
血たんなどを伴うこともしばしばあり、ひどくなると発病や全身衰弱、呼吸困難を呈するようになるます。


診断・治療

胸部X線撮影ではなかなか診断が難しいため、気管支造影法で拡張した気管支の部位や形を確認していましたが、最近ではコンピューター断層写真撮影で簡単に撮影・診断ができるようになりました。
一度拡張した気管支はもとには戻りませんが、一部だけに拡張が起こった場合、たんのドレナージがうまくいかない場合に、拡張した気管支を切除する手術を行います。もし、感染していれば抗生物質を使用。副鼻腔炎などがある場合は、耳鼻科的な治療もあわせて行う必要があります。
治療にあたってはタンを採取して菌を培養し、どんな抗生物質が効くかを調べて投与します。


予後・経過

気管支拡張症が急激に悪化すると発熱したり、呼吸困難などを引き起こし、窒息の危険性があります。こうした場合は、すぐに病院で適切な治療を受けることが大切です。


予防

気管支拡張症はかぜをひいたときにその感染症で急激に悪化します。ですからふだんから体を鍛え、乾布摩擦や冷水摩擦で皮膚の鍛錬に励むことが大切です。
また、たんをためないことも大切な注意点です。なかなか取れないときは、熱いお茶やスープを多く取ると気管支がひろがって出やすくなります。
また、当然のことですが、喫煙や過労、睡眠不足などは、避けてください。
規則正しい生活を続けていれば、気管支拡張症をわずらっていても、比較的安定した状態を保つことができます。


自分の体のことは、自分でしかわかりませんよね。
病院で診察を受けるときも、今の自分の症状を判断して情報を伝えるのは自分です。
正しい病気の知識(病気の症状、病気の原因、病気の対処法、病気の予防法など)を持って、
自分の体をしっかりと管理しましょう。

もしも当サイトに掲載している病気の症状や病気の原因を読んで、「もしかしたら自分はこの病気かもしれないな・・・」と思ったら、なるべく早めに病院に赴いて診察を受けるようにしましょう。
たとえ病気ではなかったとしても、自分が病気でなかったことを知ることで心身の負担が軽くなると思いますよ!
普段から自分の体と心に気を配ることが大切です。

「健康」であるというのは幸せなことです!
健康な体で、充実した毎日を送りましょう。


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