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虫垂炎(ちゅうすいえん)

症状

「盲腸炎」の名で知られています。

特微的な症状は腹痛で、はじめのうちは下腹部または腹部全体にわたる痛みを覚え、時間がたつにつれ、その痛みが右下腹部へ集中していきます。それに前後して、吐きけや嘔吐などもあらわれます。
時間の経過とともに、強まったり弱まったりしながらしだいに強くなり、なんらかの処置をほどこさない限りやむことはなく、そのほかに、38度前後の発熱、食欲不振、下痢または便秘などの症状もみられます。
治療が遅れると、虫垂が周囲の臓器と癒着してしまったり、虫垂が破れて内容物が腹腔内へ流れ出し、急性腹膜炎を引き起こすこともあります。


原因

はっきりとした原因はまだわかっていません。
虫垂突起の内腔の閉鎖と、腸管内細菌による、二次感染から炎症を起こすものと考えられて、炎症を起こすもとになるのは、おもに大腸菌など腸の中に常に存在している細菌(腸内細菌)ですが、腸内細菌の影響だけで、虫垂炎を起こすことは少なく、不規則な生活や過労、暴飲暴食などが誘因となっているケースが、よくみられます。


診断・治療

虫垂炎で痛む場所には特徴があるので、問診と医師が腹部を押さえたりしながらどこがどのように痛むかを確認する触診によって、ある程度の診断を下すことができます。また、白血球の増加があるかどうかをみるため、血液検査も行われます。

治擦は手術が原則で、なるべく早めに虫垂を切除してしまわねばなりません。虫垂はヒトの体においては、なんの役割も果たしていない器官で、取り去っても影響はまったくないものと考えられています。
癒着や腹膜炎を起こしていない限りは比較的簡単な手術で、輪血も必要としません。術後の回復も、良好です。また、最近は腹腔鏡を用いた手術も行われるようになりました。
なんらかの理由ですぐに手術することができないときに(高齢であるとか、体力の低下が著しいなど)、保存治療といわれる方法をすることがあります。俗に「ちらす」といっている処置で、強力な抗生物質を投与して炎症を緩和させます。この方法で治ってしまう虫垂炎も少なくないのですが、、再発の危険もあり、再発を繰り返すたびに腹膜炎併発の恐れも強くなるという点に、十分に注意してください。


予後・経過

保存療法をとった場合は、再発に注意する必要があります。
また、手術から数力月後になって、腸に癌着が起こって腸閉塞を引き起こすことがありますので、その時期に便やガスが出にくくなったり、おなかが張ってごろごろ鳴ったり、腹痛や吐きけ、嘔吐などの症状がみられた場合は、ただちに病院を訪ねてください。受診が遅れると、生命に関わることもあります。


自分の体のことは、自分でしかわかりませんよね。
病院で診察を受けるときも、今の自分の症状を判断して情報を伝えるのは自分です。
正しい病気の知識(病気の症状、病気の原因、病気の対処法、病気の予防法など)を持って、
自分の体をしっかりと管理しましょう。

もしも当サイトに掲載している病気の症状や病気の原因を読んで、「もしかしたら自分はこの病気かもしれないな・・・」と思ったら、なるべく早めに病院に赴いて診察を受けるようにしましょう。
たとえ病気ではなかったとしても、自分が病気でなかったことを知ることで心身の負担が軽くなると思いますよ!
普段から自分の体と心に気を配ることが大切です。

「健康」であるというのは幸せなことです!
健康な体で、充実した毎日を送りましょう。


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