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潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)

症状

最初は血液や粘液が混じったケチャッブ状の粘血便からはじまり、ひどくなると発熱を伴った頻回の下痢、下血、貧血の症状があらわれて全身状態が悪化します。腹痛はほとんどなくあってもごく軽いもので下腹部に生じます。症状の経過は、症状が良くなったり悪くなったりを繰り返すタイプ、急激に悪化するタイプ、大腸が破れて急性腹膜炎を起こすタイプなど人によってさまざまです。


原因

潰瘍性大腸炎は直腸の粘膜が傷ついてびらん(ただれ)や潰瘍ができる病気で、原因は不明ですが、免疫異常に関係している、という説も最近いわれています。育少年期に多く発症する病気で、厚生省の「特定疾患」に指定されています。


診断・治療

大腸内視鏡検査やパリウムによる大腸X線撮影で診断を行います。
内視鏡検査では大腸内の潰瘍やびらんの変化を直接観察して病状の程度を診断。
X線撮影は、病気の部仲やひろがりを見るのに有効です。
良くなったり悪くなったりを繰り返すので、潰瘍性大腸炎と診断されたら、定期的に病院で診察を受けるようにしてください。
治療は、重症の場合は入院して行います。
症状が悪いときは腸管に負担をかけないように経静脈栄養の点滴などを行い、しだいにおもゆやかゆ、スープなどの消化の良い食べ物へと変えていきます。
そして症状が軽いときの食卓療法は、食物繊維が少ない消化の良い食べ物で、高たんぱく、高エネルギー、高ビタミン食を心がけましょう。
薬物療法は、サラゾピリン剤、ペンタサと副腎皮質ステロイド剤がおもに使われますが、服用の仕方が難
しいので、医師によく相談してください。
入院期間は重症の場合、1カ月以上かかることがあります。症状が良くなったら1カ月に1回程度の通院でいいでしょう。ただし、こうした治療でもいっこうに良くならない場合は手術が必要です。


予後

食事療法や薬物療法は、医師の指示にしたがって、再発の恐れがなくなるまで、気長に行ってください。
手術後も再発の可能性がありますから、完治するまで治療はきちんと続けることが大切です。
ストレスもこの病気には関わってきますから、環境の見直しをしてストレスためないようにしたいものです。


自分の体のことは、自分でしかわかりませんよね。
病院で診察を受けるときも、今の自分の症状を判断して情報を伝えるのは自分です。
正しい病気の知識(病気の症状、病気の原因、病気の対処法、病気の予防法など)を持って、
自分の体をしっかりと管理しましょう。

もしも当サイトに掲載している病気の症状や病気の原因を読んで、「もしかしたら自分はこの病気かもしれないな・・・」と思ったら、なるべく早めに病院に赴いて診察を受けるようにしましょう。
たとえ病気ではなかったとしても、自分が病気でなかったことを知ることで心身の負担が軽くなると思いますよ!
普段から自分の体と心に気を配ることが大切です。

「健康」であるというのは幸せなことです!
健康な体で、充実した毎日を送りましょう。


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