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子宮がん
症状
子宮がんは子宮体がんと子宮頸がんに分けられます。日本では子宮がんの8割が子宮頸がんで、子宮がんといえば一般に子宮頸がんをさしています。
●子宮頸がん
初期は自覚症状のないことが多く定期検診を受けることが早期発見につながります。
(30歳以上は、市区町村で子宮がん検診を行っています)
また性交時に出血がみられることがあるので、早めに婦人科を受診しましよう。
進行してくると、性器出血が断続的に、ときに継続して起き、出血の量も多くなって貧血を起こします。
ねばっこいおりものや水のようなおりものが増え、臭うこともあります。
また、がんの病巣で細菌感染を起すと腹痛や発熱がみられます。
周辺臓器に転移すると、頻尿、排尿困難、下腹部痛、腰痛、足のむくみが起きることがあります。
子宮頸がんの進行は0機から?期に分けられます(Ia期までは早期がんで、手術によって、ほぼ完治します)
●子宮体がん
はじめのうちは、自覚症状がないことが多く、出血などの症状がみられるのは、かなり、がんが進行しているからです。出血は、閉経前だと月経ではないときに、続いて起きるようになり、しだいに月経不順になります。
更年期や閉経後は、不正出血が起こります。おりもののようすも、はじめはあまり変わりません。進行すると量が増えたり、血や膿を伴って臭ったりします。下腹部痛は、がんによって、血液や膿や分泌物がたまり、それが、子宮溜膿腫になるために起きます。陣痛のような痛みが感じられるのは、それを押し出そうとする働きのためで、悪寒や発熱を伴います。進行は子宮頸がんよりは、ゆっくりとしています。
子宮頸がん
原因
パピローマウイルスの感染が関与しているといわれてはいますが、くわしい原因は不明です。
30歳以上の女性に起きやすく、最も多いのは40代と50代。
診断
内診と細胞診を行います。
疑われる細胞がみつかったら子宮頸部を拡大鏡で観察しながら、最も疑わしい部分を切除(米粒の数分の1ぐらいの大きさ)して、顕微鏡で調べます。その結果、円錐切除術でよりくわしく調べることもあります。そのほか、がんの進行程度によっては、直腸指診、直腸鏡検査、膀胱鏡検査、腎孟尿管造影、リンパ管造影、胸部X線検査、超音波断層法、CTスキャンなども行う場合もあります。
治療
進行具合で治療法が変わります。
0期に至るまで…子宮頸部の異形上皮のすべてががんになるわけではありませんが、がんになる可能性の高い状態です。異形上皮の軽度、中等度は経過を観察し、高度は0期に準じた治療を行います。
0期…将来子どもを希栗しない人は、子宮のみの全摘出手術が原則。子どもを希望する人は、円錐切除術を行います。
Ia期…子宮と膣の一部を摘出します。同時にリンパ節も摘出する場合があります。
Ib・?期…子宮体、卵巣、リンパ節などを広範開で取る広汎子宮全摘出術が行われます。
???期…手術は行わず、放射線や抗がん剤で治療します。
経過・予後
Ia期まではまず再発しませんが、Ib期以降では進行程度によって、20?70%の再発があります。また、
5年以上経過してからの再発もまれにあります。手術後は再発を早期に発見するため、定期検診を行います。
子宮体がん
原因
食牛活や生活習慣の変化に伴って、日本でも子宮体がんが増加の傾向にあります。発生にはエストロゲン(卵巣ホルモンの一つ)が長期にわたって子宮内膜を刺激することが関わっていると考えられていますが、はっきりとした原因は不明です。
50代が25%、次いで60代が20%となっており、全体の約4分の1は閉経後です。
また、妊娠や分娩回数の少なかった人やしなかった人に多く、糖尿病や高血圧を合併するケースもみられます。
診断
子宮内膜の細胞を採取して、細胞診を行い、疑わしい場合は、その組織をはぎとり調べる子宮内膜組織診を行います。診断がついたあとの検査は、子官頸がんとほぽ同様です。
治療
進行具合と希望により、治療に違いがあります。
0期…子宮全摘出術や、準広汎子宮摘出術を行います。子どもを希望する場合は、ホルモン治療(プロゲステロンなどを注射・内服)を行うこともあります。
???期…子宮の全摘出と膣の一部の摘出(1期は1?ほど一、骨盤リンパ節の郭清術を行います。
???期…原則として手術療法を行います。放射線治療や抗がん剤で治療する場合もあります。
経過・予後
手術後は、再発のために、定期検診を行います。
自分の体のことは、自分でしかわかりませんよね。
病院で診察を受けるときも、今の自分の症状を判断して情報を伝えるのは自分です。
正しい病気の知識(病気の症状、病気の原因、病気の対処法、病気の予防法など)を持って、
自分の体をしっかりと管理しましょう。
もしも当サイトに掲載している病気の症状や病気の原因を読んで、「もしかしたら自分はこの病気かもしれないな・・・」と思ったら、なるべく早めに病院に赴いて診察を受けるようにしましょう。
たとえ病気ではなかったとしても、自分が病気でなかったことを知ることで心身の負担が軽くなると思いますよ!
普段から自分の体と心に気を配ることが大切です。
「健康」であるというのは幸せなことです!
健康な体で、充実した毎日を送りましょう。