トップページ > 月経血以外の出血とおりもの > 胞状奇胎(ほうじょうきたい)
胞状奇胎(ほうじょうきたい)
症状・診断
妊娠悪阻や性器出血が起き、流産に似た症状が出ることがあります。むくみ、尿たんぱく、高血圧などの妊娠中毒症のような症状が伴うこともあります。
受診して超音波断層法で見てみると、蜂の巣状の袋が多数認められます。また多くの場合、妊娠によって胎盤から分泌されるHCGというホルモンが異常に増えます。
原因
胎盤を構成している絨毛が異常に増殖し、ぶどう粒のような形になり子宮の中を満たします。受精卵が発生する時期の異常で起きます。
胞状奇胎には、胎盤の全部が胞状化する全胞状奇胎と、一部が胞状化する部分胞状奇胎があって、70%が全胞状奇胎です。ふつう子宮内に胎児の存在はありません。また、40歳以上の妊娠では、40歳末満の妊娠に比べて、胞状奇胎が起きる割合が非常に高くなっています。
治療
あとで、絨毛がんが発生することがある(発生率1?2%)ので、奇胎細胞を完全に除去しなければなりません。
少なくとも2回、内容物除去手術を受けます。40歳以上の人でもう妊娠を希望しない場合は、掻爬はせずに子宮全摘出を行います。
経過・予後
8週間ぐらいで、一定レベルに戻れば完癒したと判断します。絨毛がんが発生していないかどうかチェックするために、その後も定期検診で、尿か血液中のHCGの値を調べます。この値は妊娠すると上がってしまうので、値が通常レベルに落ち、基礎体温が正常の周期を取り戻してから、半年ぐらいの間は避妊をしなければなりません。
自分の体のことは、自分でしかわかりませんよね。
病院で診察を受けるときも、今の自分の症状を判断して情報を伝えるのは自分です。
正しい病気の知識(病気の症状、病気の原因、病気の対処法、病気の予防法など)を持って、
自分の体をしっかりと管理しましょう。
もしも当サイトに掲載している病気の症状や病気の原因を読んで、「もしかしたら自分はこの病気かもしれないな・・・」と思ったら、なるべく早めに病院に赴いて診察を受けるようにしましょう。
たとえ病気ではなかったとしても、自分が病気でなかったことを知ることで心身の負担が軽くなると思いますよ!
普段から自分の体と心に気を配ることが大切です。
「健康」であるというのは幸せなことです!
健康な体で、充実した毎日を送りましょう。